グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、千葉の物流施設「GLP流山III」が着工
2017年10月10日
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(東京都港区)は5日、千葉県流山市でマルチテナント型物流施設「GLP流山III」の起工式を行ったと発表した。
開発地は、都心から約25km、常磐自動車道「流山」ICから約1km、外環自動車道と首都高速自動車道が利用可能な「三郷」ICまで約6km、国道16号線にもアクセス良好、加えて東武野田線「初石」駅から約1.8kmに立地する。
総投資額約590億円のGLP流山プロジェクトでは、2016年9月に「GLP流山I」、同11月に「GLP流山II」は着工済み。GLP流山プロジェクトは複合的な物流施設である特色を活かし、工場用途への対応や共同荷受システム、人材派遣会社事務所、コンビニエンスストア、給油所、洗車場、託児所、最寄駅までの無料送迎バス及び路線バス、コインランドリーなどを整備する予定。
入居が決定している日本ロジステックは、施設の約40,000㎡を利用する。入居理由は、縦搬送能力に優れ、かつ同時に保管効率も向上させるレイアウトが可能な点、免震構造や全館LED照明といった最新鋭の設備を備えている点、パート社員確保で重要となる庫内労働環境向上を図る提案(トイレ・駐車場台数の充実や大型シーリングファンの設置など)が決め手となった。今後、近隣エリアで運用する拠点での需要拡大に対応する新たな戦略的営業拠点として利用する。
■ 物流施設概要
施設名:GLP流山III
所在地:千葉県流山市大字南字下耕地
敷地面積:約42,000㎡
延床面積:約89,000㎡
着工:2017年10月
竣工予定:2019年2月