工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

東亜ディーケーケー、狭山テクニカルセンター内の医療機器新工場が完成

2017年10月10日

 分析機器などの製造を行う東亜ディーケーケー(東京都新宿区)は6日、狭山テクニカルセンター内で建設を進めていた医療関連機器生産棟が完成し、10月5日に竣工式を行ったと発表した。

 投資額は約12億円。延床面積は3,300㎡の鉄筋コンクリート地上4階建て。10月中の稼働開始を予定し、人工透析に必要な粉末型透析用剤溶解装置の増産を開始する。

 透析治療のニーズは、日本、中国を中心とするアジア地区一円で増加している。今回、大手医療機器メーカーからの生産委託による増産要請を受け、狭山テクニカルセンター敷地内に新工場の建設を決定した。

■ 新工場概要

所在地:埼玉県狭山市北入曽613(狭山テクニカルセンター 敷地内)
投資額:約12億円
延床面積:3,300㎡
構造:鉄筋コンクリート地上4階建て
主な用途:生産ライン、試験評価設備、倉庫
主な生産品目:人工腎臓用粉末型透析用剤溶解装置、臨床医療用製品
環境・省エネ対策:環境負荷低減技術を取り入れたクリーンルームや太陽光発電システムを導入
着工:2017年1月
竣工:2017年10月
稼働開始予定:2017年10月中

このエントリーをはてなブックマークに追加