極東開発工業、タイ新工場が竣工
2015年11月13日
極東開発工業(兵庫県西宮市)は4日、子会社でトレーラ・トラックボディなどを製造する日本トレクス(愛知県豊川市)とともにタイに建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。
竣工式は10月21日に、行政関係者や日系輸送会社現地法人などの顧客、幹部含め約350人が出席した。
新工場は、日本トレクスとしては初めて、極東開発グループとしては中国・昆山工場、インド工場、インドネシア工場に次ぐ4番目となる海外生産拠点となる。
自動車・建機メーカーサプライヤーのタイルーン社および泰国三井物産の現地子会社のミットサイアム社との合弁会社として、日系企業の進出が進むタイで、今後日本式物流形態の導入推進や、タイ政府主導による大規模なインフラ整備計画等により、需要増が見込まれるカーゴ系車両・建設関連の特装車両をターゲットとして、ウイングバン、現地仕様となる10ドアバンおよびダンプトラックの生産と販売を行う。2016年12月期に3億2900万バーツ(約11億0200万円)の売上を目指すという。
■ 新工場概要
商号:TREX THAIRUNG CO., LTD.
所在地:タイ国ラヨーン県プルワックデーン郡(アマタシティー工業団地内)【Amata City Industrial Estate, 7/462 Moo 6, T. Mapyangporn,A. Pluakdaeng, Rayong 21140, Thailand】
敷地面積:約85,000㎡
建物面積:約15,000㎡
事業内容:ウイングバン、10ドアバンおよびダンプトラックの製造・販売
竣工:2015年10月21日