三菱日立パワーシステムズ、サウジアラビアでガスタービンの新補修工場が完成
2017年10月16日
三菱日立パワーシステムズ(神奈川県横浜市)は13日、サウジアラビアのペルシャ湾岸最大の都市ダンマン(Dammam)に建設していたガスタービンの新しい補修工場を完成させ、現地時間の10月12日に開所式を行ったと発表した。
同社はサウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラビアン・オイル・カンパニー(Saudi Arabian Oil Company:サウジアラムコ)との企業間包括購買契約(Corporate Procurement Agreement:CPA)に基づくサービス拠点として、2016年に竣工・稼働した第1号補修工場に続き拡張工事を行っていた。
今回完成した新工場を、石油・化学プラントなどで使用されるコンプレッサおよびその駆動用タービンの補修拠点としても活用する。具体的には、2018年から同じ三菱重工グループ企業である三菱重工コンプレッサ(MCO)と協力して、同社がサウジアラビアに納入したコンプレッサとその駆動用タービンの保守・点検を手掛ける予定。
■ 新工場概要
所在地:サウジアラビア・ダンマン
事業内容:石油・化学プラントなどで使用されるコンプレッサおよびその駆動用タービンの補修拠点
開所日:2017年10月12日