工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

名港海運、愛知県飛島村に物流施設建設/18年1月着工

2017年10月17日

 名港海運(愛知県名古屋市)は16日、愛知県飛島村に「西二区南物流センター」を建設すると発表した。

 投資額は建物、設備に約150億円。土地面積は73,404㎡で、事業用定期借地権による賃借を予定。建物面積は96,008㎡の鉄骨造5階建。倉庫設備はオートレーター、貨物用エレベーター、貨物自動搬送コンベア、水平移動式搬送設備、定温庫、2階乗り入れスロープを導入する。18年1月の着工、19年1月に第Ⅰ期工事が竣工。同年10月には第Ⅱ期工事が竣工する予定。

 今回、増加する取扱い貨物への対応や中長期的な事業継続の観点から、同地に物流センターの新設を決定した。

 新物流施設では、伊勢湾岸自動車道「飛島 IC」や名古屋港の主要輸出入拠点である飛島埠頭や鍋田埠頭への良好なアクセスと、同社最大規模かつ最新設備を備えた物流拠点開設による効率化・集約効果による物流合理化を図る。

■ 物流施設概要

名称:名港海運(株)西二区南物流センター(仮称)
所在地:愛知県海部郡飛島村木場一丁目80番
投資額:約150億円(建物・設備)
土地面積:73,404.04㎡(事業用定期借地権による賃借)
建物面積:計96,008.73㎡
    :第Ⅰ期 45,844.14㎡
    :第Ⅱ期 50,164.59㎡
構造:鉄骨造5階建
設備:オートレーター、貨物用エレベーター、貨物自動搬送コンベア、水平移動式搬送設備、定温庫、2階乗り入れスロープ
その他設備:非常用発電設備、LED照明、太陽光発電設備
事業用定期借地権設定契約締結予定:2017年10月17日
着工予定:2018年1月
竣工予定:2019年1月(第Ⅰ期工事)
    :2019年10月(第Ⅱ期工事)

このエントリーをはてなブックマークに追加