パイオニア、メキシコに新工場/カーエレクトロニクス製品を強化
2015年11月16日
電気機器メーカーのパイオニア(神奈川県川崎市)は9日、北中南米地域におけるカーエレクトロニクス製品の生産体制を強化するため、今後自動車生産台数の増加が見込まれるメキシコに、新たな生産拠点を設立すると発表した。
同社は、タイや中国をはじめとする世界各地の生産拠点で、カーエレクトロニクス製品の製造を行っている。南米地域においても、2003年に生産・販売会社「Pioneer do Brasil Ltda.」をブラジル・マナウス市に設立後、2008年には生産拠点を拡充し、生産能力を強化してきた。
今回、自動車の生産台数が伸びており、今後市場の拡大も見込まれるメキシコに生産拠点を設立することで、グローバルな生産体制を強化するとともに、メキシコ市場におけるビジネスの拡大を目指すという。
新工場はカーエレクトロニクス製品を年間200万台生産。従業員数は2019年に450名を計画。2017年2月の稼働開始を予定する。
■ 新工場概要
社名:Pioneer Automotive de Mexico S.A. de C.V.
所在地:メキシコ合衆国バヒオ地区(中央高原)
事業内容:カーエレクトロニクス製品の生産
生産能力:200万台/年
従業員数:2019年に450名を計画
設立予定:2016年2月
稼働予定:2017年2月