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ニトリ、埼玉県幸手市に国内最大級の物流センター建設

2017年10月19日

 ニトリホールディングス(札幌市北区)は16日、埼玉県幸手市の取得済み用地で、国内最大級となる大型物流センター幸手DC(仮称)を新設すると発表した。

 投資額は約500億円。敷地面積は約10万6千㎡。延床面積は約15万7千㎡の地上4階建。2018年秋の着工、2020年夏の竣工を予定している。建物は奥村組、マテハン機器はダイフクに発注する。

 施設は、最新のマテハン機器導入で定点作業、搬送距離短縮を実現する。また、立体駐車場や、充実したアメニティ設備・施設を併設することで、人に優しい職場環境と高い生産性を実現する。さらに、敷地内にはコンテナの一時保管・取扱スペースを設置し作業の平準化を図る。

■ 物流施設概要

名称:幸手DC(仮称)
所在地:埼玉県幸手市大字神扇字五反割753-1
投資額:約500億円(土地、建物、機械・設備、その他含む)
敷地面積:106,439㎡
延床面積:約157,000㎡
構造:RC+S造、免震構造、地上4階建
設備:パレット自動倉庫(クレーン台数/83台、保管パレット枚数/約6.6万枚)
  :ケース自動倉庫(シャトル台数/240台、保管ケース数/約5.7万個)
  :多関節ロボット台数/54台
発注先:建物/(株)奥村組
   :マテハン機器/(株)ダイフク
着工予定:2018年秋
竣工予定:2020年夏

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