不動産の賃貸・管理・開発事業を行うSGリアルティ（京都府京都市）は10日、埼玉県東松山市に環境配慮型物流施設「SGリアルティ東松山」を竣工したと発表した。

　同施設は、1階にグループ会社である佐川急便の中継センター機能を持った「東松山センター」、2階に佐川急便東松山営業所及び2･3階に物流倉庫の機能を持たせた、物流施設として運用する。賃貸倉庫内は梁下有効高さ約5ｍ、床荷重1.5ｔ/㎡を設定。車路の柱スパンは15m、トラックバース間のシャッター高さは有効開口4.5mを確保した。

　屋根面に最新の太陽光発電システムを導入。パネル総数は8,568枚、発電量はおよそ2,000kwとなっており、環境負荷の低減及び自然エネルギーの普及に貢献する。

　2階部分にカフェをイメージしたリフレッシュルームを併設し、売店を設けて利用しやすい休憩室を設置。事務所スペースの天井は2.8ｍと開放的な空間を実現した。