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ヒラタ精機、74億円で自動車用部品の増産/本社工場に新棟

2017年10月23日

 自動車用トランスミッション部品を製造するヒラタ精機(島根県出雲市)は、本社工場敷地内に新工場棟を建設する。19日に島根県庁にて立地計画認定書の交付と調印式が行われた。

 投資額は建物に約5億円、償却資産に約69.1億円の計約74.1億円。増築延床面積は5,500㎡の鉄骨造2階建て。操業後3年間で60名の雇用増を計画している。建屋は今年9月に着工しており、2018年春の完成を予定する。

 同社は、1972年にマツダ精機(株)として旧平田市内で設立されて以降、自動車用トランスミッション部品を中心に生産しており、切削加工、熱処理等の高い技術力を強みに業績を拡大してきた。

 今回、自動車業界の海外向け需要の好調を受け、トランスミッション部品の受注が拡大していることから、新工場棟と加工ラインの増設により生産能力を増強する。

■ 新工場概要

所在地:島根県出雲市西郷町字小池718番地(本社工場内)
投資額:約74.1億円(建物 約5億円、償却資産 約69.1億円)
増築延床面積:5,500㎡
構造:鉄骨造2階建て
事業内容:自動車部品(トランスミッション部品)の製造
新規雇用予定:60名(操業後3年間)
着工:2017年9月
完成予定:2018年春

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