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藤田ワークス、本社工場を増設/精密板金加工事業の強化

2017年10月24日

 精密板金加工を行う藤田ワークス(鹿児島県霧島市)は、霧島市国分上野原テクノパークの本社工場を増設する。

 投資額は5.4億円。建物面積は1,967㎡。新規雇用予定は20名。17年10月の着工、18年3月の操業開始を予定している。

 今回、メーカーからの増産要求への対応や、新規参入する航空機内装部品の製造に伴うものであり、生産性の効率や利便性等を考慮し、既存工場敷地内での増設を決定した。

 同社は1990年に設立され、精密板金部品の生産工場として操業を開始した。近年では、半導体・FPD製造装置や苛性ソーダ生成電解槽、工作機械などのメーカー向け部品の製造・加工を行っており、年々生産量や生産額を拡大している。

 また、同社は精密板金加工の技術力の高さから、2006年に経済産業省における「第1回元気なモノ作り中小企業300社」に選定され、また「第2回モノづくり日本大賞九州経済産業局長賞」を受賞している。

■ 増設概要

工場名:(株)藤田ワークス霧島工場
所在地:鹿児島県霧島市国分上野原テクノパーク12番18号(既存工場敷地内)
投資額:5.4億円(工場及び生産設備の増設)
建物面積:1,967.93㎡
新規雇用者:20名
事業内容:精密板金加工等
生産計画:年間1億4,000万円(初年度)
着工予定:2017年10月
操業開始予定:2018年3月

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