ラサール不動産投資顧問、クルーズ専用物流センター建設
ソーシャルゲームなどインターネットサービスを提供するクルーズ(東京港区)は30日、EC事業拡大に対応するため、EC通販に特化したSHOPLIST専用の新物流センターを構築すると発表した。
施設は、ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)が提供するBTS型にて物流施設を構築。SHOPLISTの事業拡大に対応可能な物流インフラを強化することで、スピード便在庫保管数は現状の約3倍となり、配送日数の短縮を目指す。
また、通過過重5tを確保したクライミングレベラーを導入することで、機動的なフルフィルメント(通販における受注、梱包、発送、受け渡し、代金回収までの一連のプロセス)と物流の効率化を実現する。
さらに、全館空調や天井に設置する大風量・低速回転のレボリューションファンを導入し、空気を循環させることで快適な庫内環境をつくる。加えて、最大1,000人が働けるよう休憩室や更衣室、駐車場/駐輪場の設置を予定。施設の周辺には広大な住宅エリアを擁しており、雇用の創出に貢献する。
SHOPLIST.com by CROOZは、レディースからメンズ・キッズまで、幅広いジャンルのファストファッションブランドのアイテムをまとめて購入できる通販サイト。2012年7月にサービスを開始して以来、5年目となる2017年3月期には売上高約190億円規模まで拡大している。
■ 物流施設概要
所在地:神奈川県相模原市中央区田名字豊原3977番1(地番)
敷地面積:22,517.55㎡
延床面積:45,348.30㎡
構造:鉄骨造 地上4階建
用途:BTS型物流倉庫
設計監理:(株)日立建設設計
設計施工:JFEシビル(株)
施主:相模原2プロパティー特定目的会社
着工予定:2017年11月1日
竣工予定:2018年10月31日
稼働開始予定:2018年12月