住友電気工業、中国で水処理膜モジュールの生産能力増強
2017年11月1日
住友電気工業(大阪市中央区)は10月30日、中国・広東省の子会社である中山住電新材料有限公司(以下:ZSH)で、水処理膜モジュールの生産能力を増強すると発表した。
中国では、経済発展に伴い水質汚染が深刻な問題となっており、全国の水環境を段階的に改善することを目的に水汚染防止行動計画(水十条)が掲げられている。
同社は、汚れにくく長寿命といった特徴を持つPTFE製水処理膜 「ポアフロン」モジュールをZSHで製造し、中国市場等へ販売している。
今回、近年の環境規制の実効強化を背景とした需要増に対応するため、膜モジュールの生産能力を従来の1.5倍以上にあたる年間50万m²まで高める。稼働開始は2018年3月を予定している。
■ 設備投資概要
会社名:中山住電新材料有限公司
所在地:中国・広東省
事業内容:水処理膜モジュールの組み立て
生産能力:500,000㎡/年
稼働開始予定:2018年3月