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トヨタ自動車、米国・ケンタッキー州に生産技術棟

2017年11月1日

 トヨタ自動車は10月31日、北米事業体であるToyota Motor North America(以下:TMNA)が、米国ケンタッキー州ジョージタウン市で、生産技術棟(Production Engineering and Manufacturing Center)のオープニング式典を行ったと発表した。

 生産技術棟は約8,000万ドル(約90億円)を投じてToyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.(以下:TMMK)の隣に新設され、生産技術部門を中心に約800名の従業員が勤務する。

 TMNAは2014年4月に、本社機能の集約などを通じて各機能間の一層の連携を推し進める「北米ワントヨタ」の取り組みを公表し、ケンタッキー州アーランガー市にあるToyota Motor Engineering & Manufacturing North Americaの生産技術部門をTMMKに移転すると発表していた。

 生産技術部門は、設計部門と生産部門を繋ぐ役割を担う。具体的には車両企画をベースに、もっといいクルマを実現するための工程設計を行い、プレス・ボデー組付・塗装・組立などの全工程を含めた最適な生産工程を作り上げる。

 新たな生産技術棟では、隣接するトヨタ最大規模の工場であるTMMKの現場からフィードバックを素早く得られることが強みとなる。また、生産技術棟は問題解決とイノベーションの推進を目指す研究施設TILT Labも有している。

■ 生産技術棟概要

会社名:Toyota Motor North America
所在地:1001 Cherry Blossom Way, Georgetown, Kentucky 40324, U.S.A.(TMMK隣接地)
投資額:約8,000万ドル(約90億円)
従業員数:約800名

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