マルマエ、鹿児島県出水市に新工場/パイオニア子会社の工場活用
2017年11月2日
半導体、液晶などに使用する製造装置部品の製造を行うマルマエ(鹿児島県出水市)は10月31日、パイオニアプラズマディスプレイ鹿児島工場の一部を取得・改築し、出水事業所(仮称)を新設すると発表した。
現在、半導体製造装置市場は、半導体製造工程の構造的な変化により3D NAND等の半導体を中心とした需要の拡大が見込まれている。新事業所の設置は、今後の事業拡大を見据え全社的な生産性と収益性の向上を目的とする。
投資額は32億円。延床面積は約75,000㎡の鉄骨造7階建て。新規雇用予定は120名。生産計画は年間30億円。2018年4月の操業開始を予定している。
改築工事と生産設備の詳細に関しては、現時点で決定しておらず、建設業者や機械商社等による競争見積りにて選定を行う予定だとしている。
■ 新工場概要
名称:(株)マルマエ 出水事業所(仮称)
所在地:鹿児島県出水市大野原町2141番2
投資額:32億円(土地・建物 7.6億円、改築工事 3.9億円、生産設備 20.5億円)
敷地面積:72,330.90㎡
延床面積:74,970.85㎡
構造:鉄骨造7階建て
資金計画:自己資金および銀行借入より充当見込み
新規雇用予定:120名(操業後3年間)
生産能力:30億円/年(操業後3年間)
物件引渡期日:2017年12月22日
操業開始予定:2018年4月