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中部飼料、北海道に「釧路工場」建設/畜産用配合飼料の需要拡大

2017年11月2日

 中部飼料(愛知県名古屋市)は1日、北海道釧路市西港に「釧路工場」を建設すると発表した。

 投資額は約60億円。敷地面積は約36,000㎡。建築面積は4,300㎡。畜産用配合飼料を月2万トン製造する計画。2018年5月の着工、2019年6月の稼働開始を予定している。

 釧路市が位置する北海道道東地区は畜産業が盛んな地域であり、特に搾乳に関しては国内の大生産地で、今後更なる生産の拡大が予想されることから、新工場の建設を決定した。

 同社は北海道苫小牧市に1993年に飼料工場を稼働させているが、長距離配送の運賃コストを抑制し販売数量を増加させるため、北海道での2工場体制を検討していた。新工場稼働後は、道内広域の畜産家に、配合飼料の安定供給が可能となる。

■ 新工場概要

名称:釧路工場
所在地:北海道釧路市西港1丁目98番41、98番42、99番10、99番12
投資額:約60億円
敷地面積:35,798㎡
建築面積:4,300㎡
生産品目:畜産用配合飼料
生産能力:2万トン/月
着工予定:2018年5月
稼働開始予定:2019年6月

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