豊田通商、松山バイオマス発電所を竣工
2017年11月8日
豊田通商は6日、グループ会社の(株)エネ・ビジョンにより2015年1月に設立された合同会社えひめ森林発電の木質バイオマス発電所「松山バイオマス発電所」が2017年11月に竣工したと発表した。
施設は、木質バイオマスのみを燃料をとし、12.5MWの発電を予定。使用する燃料は、主燃料として愛媛県内の間伐材や林地残材を中心とした未利用材を燃えやすくチップ化したものを使用し、一部は輸入材のPKS(パームヤシ殻)を混焼する。
県土の7割にあたる約40万1千ヘクタールを森林が占める愛媛県において、林業やチップ加工などの分野で産業の活性化、新たな地域雇用を創出する。
■ 発電所概要
名称:松山バイオマス発電所
所在地:愛媛県松山市大可賀三丁目10番地21
発電所出力:12.5MW
年間予定電力量:約87,000MWh(一般家庭約2万4千世帯分の年間消費電力量に相当)
受電会社:小売電気事業者
竣工:2017年11月
営業運転開始予定:2018年1月