太陽誘電、上越市に新工場/積層セラミックコンデンサの増産 投資額100億 18年4月着工
2017年11月9日
電子部品を製造する太陽誘電(東京都中央区)は8日、子会社の新潟太陽誘電(新潟県上越市)が新工場となる第3号棟を建設すると発表した。
投資額は約100億円。建築面積は約15,000㎡。延床面積は約26,000㎡。2018年4月の着工、2018年12月の竣工を予定する。
新潟太陽誘電は、小型大容量積層セラミックコンデンサの生産拠点として2007年に設立。ハイエンド商品を中心に生産体制の拡充を続け、2015年には第2号棟を建設している。
今回、高機能化が進むスマートフォンなどのモバイル機器向け、電装化が進展する自動車向け、産業機器、エネルギー、医療・ヘルスケアなどの市場において、積層セラミックコンデンサの需要拡大が続くと見込まれることから、新工場の建設を決定した。
■ 新工場概要
会社名:新潟太陽誘電(株)
所在地:新潟県上越市頸城区上吉197番地8(本社工場内)
投資額:約100億円
建築面積:約15,000㎡
延床面積:約26,000㎡
主な生産品目:積層セラミックコンデンサ
着工予定:2018年4月
竣工予定:2018年12月