ジーテクト、中国・湖南省に第二工場新設
2017年11月10日
ホンダ系車体部品メーカーのジーテクト(埼玉県さいたま市)は9日、中国子会社のWuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.(以下:WAPAC)の第二工場を新設すると発表した。
これまで、湖北省武漢市のWAPACから、湖南省長沙市の広汽三菱社へ車体部品の納入を行っていた。今回、広汽三菱社の能力拡大を機に、WAPACの車体部品の生産量が大幅に増加することから、物流効率改善による収益向上を目的とし、WAPACの第二工場として、同市に溶接組立工場を新設することとした。
なお、この長沙市近郊には、中国エコカー最大手を始め、欧州系との合弁メーカーや、現地メーカーが集積していることから、今後、英国やスロバキア拠点でのアルミボディ量産技術や、上海市にあるリサーチ拠点で得られた情報等を活用し、中国市場での新たな取引拡大を加速させる。
■ 新工場概要
会社名:Wuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.
所在地:中国・湖南省長沙市
投資額:約45百万元(約7.7億円)
建屋面積:約6,900㎡
主要設備:溶接21区画
操業開始予定:2018年4月