ジーテクト、スロバキア・ニトラに新工場/アルミ車体部品の新規受注
2017年11月13日
ホンダ系車体部品メーカーのジーテクト(埼玉県さいたま市)は9日、スロバキアに新会社を設立し、アルミ車体部品の生産拠点を設立すると発表した。
投資額は約42百万ユーロ(55.6億円)。土地面積は10万㎡。建屋面積は1万5千㎡。大型トランスファープレス機、大型ブランキングプレス機を導入する。2019年6月の稼働開始を予定している。
今回、取引先のジャガー・ランドローバー社から、スロバキアにおけるアルミ車体部品を新規受注したことを受け、生産拠点の設立を決定した。
英国拠点であるG-TEKT Europe ManufacturingLtd.は、グロスター工場を拡張し、次世代アルミ車体部品の中核拠点と位置付けている。ブレグジットの状況も踏まえ、英国・中欧スロバキア共和国の2拠点体制で、マルチマテリアルボディの量産技術向上と、欧州事業の安定した拡大を目指す。
■ 新工場概要
会社名:G-TEKT Slovakia, s.r.o.
所在地:スロバキア共和国・ニトラ
投資額:約42百万ユーロ(55.6億円)
土地面積:100,000㎡
建屋面積:15,000㎡
主要設備:大型トランスファープレス機、大型ブランキングプレス機
事業内容:自動車用部品の製造販売
稼働開始予定:2019年6月