ニプロ、札幌市に再生医療研究開発センター建設
2015年11月17日
医療機器、医薬品、ガラス製品を製造するニプロ(大阪市北区)は13日、札幌市に札幌医科大学と共同で取り組んでいる脳梗塞と脊髄損傷の再生治療の研究開発拠点となる「再生医療研究開発センター」を建設すると発表した。
新施設は2014年4月に札幌医科大学とライセンス契約を締結した「脳梗塞、脊髄損傷における自己骨髄細胞を用いた再生治療」の実用化を迅速に行うために、その基盤となる培養技術の修得、大量生産に適した培養設備、消耗品等の共同開発を強化することを目的に新設される。
投資額は非公表。延床面積約8,500㎡、建築面積約1,300㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造 8階建てで、2016年8月末の竣工を予定する。
■ 新施設概要
名称:再生医療研究開発センター(仮称)
所在地:北海道札幌市中央区南一条西18丁目
建築面積:約1,300㎡
延床面積:約8,500㎡
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造 8階建て
竣工予定:2016年8月末