婦人服の製造販売を行う富士ソーイング（山形県新庄市）は、子会社となるTGFを設立し、潟上市に工場を新設する。

　投資額は約1億5千6百万円。用地面積は約3,900㎡。建物面積は842㎡。2017年10月の着工、同年12月下旬の操業開始を予定している。

　場所は、秋田県潟上市天王上江川176-1。天王縫製（株）の空き工場を取得し、元従業員を雇用する。

　富士ソーイングは1981年に縫製工場として設立。国内の商社・メーカーを取引先とし、主に婦人服の製造・加工を行っており、1987年には山形県真室川町に第二工場を建設、操業を開始した。

　ＡＳＥＡＮシフトが主流になっているアパレル業界において、国内での技術力を生かしたモノづくりで事業拡大を進めており、2014年には秋田県湯沢市に（株）YGFを設立し、グループとしての生産能力の拡大を図っている。