常盤薬品工業、三重工場のドリンク製造ラインが稼働開始
2015年11月18日
ノエビアグループで、医薬品、化粧品、食品ドリンクなどを製造する常盤薬品工業(大阪府大阪市)は17日、三重県伊賀市の三重工場内で増設を進めていたドリンク製造ラインが完成し、2015年11月20日より本格稼働を開始すると発表した。
今回の増設で、生産能力を3割増強し、生産効率の向上と品質管理体制の強化を図る。また、取引先を対象とした工場見学会を実施できる環境を整備し、見せる工場としての役割も担い、安定受注・売上拡大を目指す。
医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準である医薬品GMPの強化や、入退場者の記録や監視カメラの設置、私物持込制限など、フードディフェンスシステムの強化を図る。
クリーンで高効率なエネルギーであるLNG利用のボイラーシステム導入により、CO2削減、省エネルギー対策に取り組む。また、災害時における事業継続リスクを軽減する。
■ 工場増設概要
名称:常盤薬品工業 三重工場
所在地:三重県伊賀市白樫字永谷2636
主な生産品目:ドリンク
生産能力:3割増強
本格稼働予定:2015年11月20日