工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

津田工業、和歌山・北勢田第2工業団地に新工場

2017年11月29日

 化粧品プラスチック容器の製造を行う津田工業(埼玉県比企郡)は、和歌山県紀の川市の北勢田第2工業団地に新工場を建設する。

 近年、国内の化粧品メーカーは、海外からの日本製化粧品の需要に対応するため、国内での生産設備を増強している。

 これに伴い、同社も受注量の増加に対応できる生産体制の拡充を図る。特に大阪営業所(2010年開設)による関西地域での受注拡大に対応するため、関西地域では初となる製造拠点を新設する。

 同社は埼玉県内に本社工場含め3工場を保有し、化粧品プラスチック容器などの表面処理加工、加飾を手掛け、プラスチック製品の真空蒸着をはじめとする表面処理加工の業界では先駆者的な技術を持つ。従業員数は正社員216名。売上高は約49億円(2016年8月期)。

■ 新工場概要

所在地:和歌山県紀の川市北勢田(北勢田第2工業団地)
投資額:約13.2億円(建物・機械設備等、土地代除く)
敷地面積:13,231㎡(2018年1月購入予定)
延床面積:5,650㎡
雇用予定:正社員45名、非正規社員27名(3年間)
業務内容:化粧品容器等、プラスチック成形品への表面処理加工
操業予定:2018年10月

このエントリーをはてなブックマークに追加