ヤマザキ、曽於市に新工場/土壌改良資材の製造拠点
2017年12月4日
煮豆・惣菜・フレッシュサラダなどを製造するヤマザキ(静岡県榛原郡)は2日、鹿児島県曽於市に新工場を建設すると発表した。
同社は、土壌中の成分や菌の働きについて研究し土壌改良資材を独自に開発。農薬・化学肥料に頼らない栽培技術を確立するため、2017年5月に(株)アグロ・テクノサービスを設立し、農業生産法人(株)ファームヤマザキ、(株)ファーム曽於と連携を図りながら実証実験を行っている。
今回、土壌改良資材を安定的に製造する為、工場の新設を決定。工場の運営はグループ会社の(株)アグロ・テクノサービスが行う予定。
今後、契約農家や協力農家へ栽培技術を普及し安心安全な野菜栽培を広めるとともに、農業を活性化し農家の収量・所得向上を図るとしている。
■ 新工場概要
工場名:(株)アグロ・テクノサービス 鹿児島曽於事業所
所在地:鹿児島県曽於市大隅町岩川7861-15他(曽於市より借地)
投資額:2,700万円
用地面積:8,298㎡
建物面積:320㎡
構造:鉄骨平屋建て
新規雇用予定:5名
事業内容:土壌改良資材の製造
生産計画:約5,000万円(初年度)
着工予定:2017年12月
操業開始予定:2018年3月