村田製作所、横浜市に研究開発拠点/投資額400億円
村田製作所(京都府長岡京市)は11日29日、横浜市みなとみらい21地区に研究開発拠点「みなとみらいイノベーションセンター」を建設すると発表した。
投資額は土地・建物に約400億円。敷地面積は約7,414㎡。延床面積は約65,607㎡の鉄骨造 地上18階、地下2階。操業開始時の雇用人数は1,000名。2018年5月の着工、2020年9月の竣工、2022年7月の操業開始を予定している。
施設は、通信市場を中心とした既存事業に加え、自動車、エネルギー、ヘルスケアといった注力市場向け製品やIoTなど新規市場向け製品の基礎研究、企画、デザイン、設計力の強化を図る。
特に電池事業を中心としたエネルギー市場やヘルスケア市場向けビジネスにおいては、地理的メリットを活かした顧客・市場(業界)との接点強化を図り、事業拡大を目指す。
自動車市場向けビジネスにおいては、実車用大型電波暗室を設置し、さらなる設計ノウハウの蓄積や製品設計への迅速なフィードバックを図ることで競争力を高める。
■ 施設概要
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-11(横浜みなとみらい21地区 47街区)
投資額:約400億円(土地・建物)
敷地面積:7,414.88㎡
延床面積:65,607.71㎡
構造:鉄骨造 地上18階、地下2階 塔屋1階
フロア構成:高層階/ 厚生施設
:中層階/開発エリア
:低層階/開発エリア、にぎわい施設
:地下階/電波暗室、駐車場、機械室
雇用人数:1,000名(操業開始時)
事業内容:エネルギー、ヘルスケア、車載向けなどの電子部品の開発
着工予定:2018年5月
竣工予定:2020年9月
操業開始予定:2022年7月