王子ホールディングス、インドに段ボール工場
2017年12月5日
王子ホールディングス(東京都中央区)は4日、インド・タミル・ナドゥ州チェンナイに新工場を建設すると発表した。
第一期は、重量物包装用段ボールの生産設備を増設する。チェンナイではすでに営業所を設置し、二輪車や四輪車関連部品の輸出に対応した重量物包装用段ボールを販売している。新工場建設により、顧客ニーズに合わせた包装資材の供給体制を構築する。
第二期は、一般用段ボールの生産設備を増設する。チェンナイでは、経済発展に伴って一般用段ボールの需要拡大が見込まれることから、2019年末までに製造設備を設置する。
今回の新工場は、東南アジア・インド地域における同社のパッケージング拠点としては29箇所目となる。
■ 新工場概要
所在地:インド・タミル・ナドゥ州ヴァラム・ヴァダカル工業団地
投資額:約10億円(第一期)
生産品目:重量物包装用段ボール、一般用段ボール
営業開始予定:2018年12月(重量物包装用段ボール)