センコー、広島PDセンターを竣工/中国地方の物流機能強化
2017年12月8日
センコー(大阪市北区)は7日、中国地方の物流機能を強化するため、広島市に建設を進めていた広島PDセンターを竣工させたと発表した。
施設は、広島市の中心部から約13Kmのリフレッシュパーク(伴北工業地区)内にあり、広島自動車道(西風新都IC)に隣接し、中国道や山陽道に直結しているため、広島地区をはじめ中国地方全域をカバーする好立地となっている。
1階の両サイドには、32台のトラックが接車できるトラックバースを設置。また、2階・3階の全フロアには空調設備を設けるなど、保管だけでなく量販・小売り関連業務に対応する。
さらに、ICカードによる入退室管理や監視カメラなども完備したほか、BCP(事業継続計画)に対応するため、自家発電機や給油スタンドも設置した。加えて、センターの屋上には太陽光パネルを設置するなど、環境に配慮した物流センターとなっている。
■ 物流施設概要
所在地:広島県広島市安佐南区伴西三丁目4番11号
敷地面積:17,289㎡
延床面積:26,551㎡
倉庫面積:22,045㎡
構造:鉄骨造 高床式 3階建て
設備:貨物用エレベーター 2基、乗用エレベーター 1基、垂直搬送機 4基、クライミングレベラー 1基、ドックレベラー 1基
竣工:2017年12月7日