丸一鋼管、フィリピンに鋼管製造の新工場
2017年12月8日
丸一鋼管(大阪市西区)は7日、二輪・自動車用鋼管の製造会社Maruichi Philippines Steel Tube Inc.(丸一鋼管70%、豊田通商グループ30%)をフィリピンのマニラ郊外に設立し、新工場を建設すると発表した。
フィリピンはここ数年ASEAN地区で最も高い経済成長を維持し、国民所得の上昇にともない二輪・自動車の需要も急激に増えている。
すでに進出している日系二輪・自動車関連企業の鋼管需要も今後増加すると判断し、日系二輪・自動車関連メーカーが集中するマニラ郊外に鋼管製造を行う新工場の建設を決定した。
丸一鋼管と豊田通商は現在、日本国内と世界4か国(中国・ベトナム・インド・メキシコ)で二輪・自動車用鋼管の製造販売を共同で行っている。
■ 新工場概要
会社名:Maruichi Philippines Steel Tube Inc.
所在地:フィリピン共和国パタンガス州リパ市LIMA工業団地内
投資額:14百万US$(約15.7億円)相当
敷地面積:約29,000㎡
建屋面積:約8,000㎡
設備概要:造管機1台、切断機ほか
事業内容:二輪・自動車部品メーカー向け鋼管の製造販売
稼働予定:2019年春ごろ