日本通運、タイ・アマタナコン工業団地の新倉庫が着工
日本通運(東京都港区)は14日、タイ現地法人の日通ロジスティクスタイランドが11月30日にタイ東部チョンブリ県にあるアマタナコン工業団地で、新倉庫建設の地鎮祭を行ったと発表した。
タイでは政府が推進する国家戦略「タイランド4.0」により、東部沿岸地域のさらなる経済成長が見込まれている。新倉庫を建設するアマタナコン工業団地は、東部沿岸地域の新たな経済特区EEC(Eastern Economic Corridor、東部経済回廊)として開発される地域に位置し、今後発展が期待されている。
同工業団地はタイ最大の規模であり、700社以上の企業が進出しており、そのうち日系企業が7割を占め、自動車関連企業が集積している。また拡張工事が進むタイ最大の港であるレムチャバン港、スワンナプーム国際空港に近く、アクセスが優位な立地となっている。
今回、同地域での航空・海運フォワーディング、国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、クロスボーダートラック輸送など物流全般の顧客ニーズに応えるため、拠点の新設を決定した。
■ 新倉庫概要
所在地:700/1057 Moo 9, Amata Nakorn Industrial Estate, Mabpong, Phanthong, Chonburi 20160, Thailand
敷地面積:72,064㎡
延床面積:37,450㎡
:倉庫面積 29,950㎡
:事務所 900㎡
:庇部分他 6,600㎡
主要設備 :高床ホーム、両面接車バース、ドックレベラー片側30基、コンテナヤード
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造 平屋、一部2階建て
着工:2017年11月30日
開業予定:2018年8月