UCC上島珈琲、70億円を投じた群馬工場が稼働開始
2017年12月18日
UCC上島珈琲(兵庫県神戸市)は14日、小型PETコーヒー飲料市場への本格参入を目的に、群馬県伊勢崎市に「UCC群馬工場」を新設し、2017年12月18日から稼働すると発表した。
小型(以下:600ml)PETコーヒー飲料は、直近5年間で市場規模が1.5倍に急伸し、昨年2016年の販売量は、3,020万ケースに達した。更に、今年2017年は、各飲料メーカーが新製品を投入し、市場が活性化している。
一方、コーヒー飲料ユーザー(消費者)は、昨今のコーヒーブームを背景に、挽きたて淹れたての新鮮な香り高いレギュラーコーヒーの風味を小型PETコーヒー飲料に求める傾向にある。
こういった市場や消費者動向を背景にUCC群馬工場を建設。工場は、業界最速の生産能力を有しており、また、新鮮なコーヒーの香りを最大限に引き出すための新製法「UCC冷香仕込み(レイコウジコミ)」を導入している。加えて、コーヒーの美味しさを最大限に引き出す「赤城山系の天然水」を100%使用している。
■ 新工場概要
名称:UCC群馬工場
所在地:群馬県伊勢崎市北千木町1410-1
投資額:約70億円
敷地面積:19,466.92㎡
延床面積:29,535㎡
製造品目:清涼飲料(コーヒー、紅茶、お茶等)
ライン数:1ライン(ペットボトルライン)
生産能力:大型PET/能力550bpm※業界最速
:小型PET/能力720bpm
年間製造能力:約13,000千ケース
使用水:天然水100%使用
従業員数:72名(12月末見込)※3シフト24時間
稼働開始予定:2017年12月18日