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東洋アルミニウム、蒲原製造所に連続鋳造機導入

2017年12月25日

 アルミニウム製品メーカーの東洋アルミニウム(大阪市中央区)はこのほど、静岡市の蒲原製造所内に連続鋳造機を導入すると発表した。

 投資額は建屋、付帯設備等を含め約9億円。2018年8月の稼働開始を予定している。

 連続鋳造機は、アルミ地金から箔地を製造するための設備であり、その特徴であるアルミ溶湯の急速冷却効果を活用し、より高強度・高伸びの箔地生産が可能となる。

 また、半連続鋳造機(DC鋳造機)と比較して熱間圧延が不要になるなど、大幅な工程省略が可能となる。

 同設備の導入により、上工程である鋳造の分野を含めた新規箔製品(高強度箔等)の開発に取り組む。これにより、同社創立100周年へ向けて、主力事業である箔事業の更なる強化・拡大を図る。

■ 設備投資概要

所在地:静岡県静岡市清水区蒲原4984(蒲原製造所内)
投資額:約9億円(建屋、付帯設備等)
設備:連続鋳造機
稼働開始予定:2018年8月

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