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KHネオケム、四日市工場に冷凍機油原料の製造設備建設/投資額75億円

2018年1月4日

 化学品メーカーのKHネオケム(東京都中央区)は12月25日、機能性材料事業の主力製品である冷凍機油原料の生産能力を増強するため、新規製造設備を建設すると発表した。

 投資額は約75億円。2018年5月の着工、2019年11月の完工、2020年1月の生産開始を予定している。

 近年、中国をはじめとする新興国でのエアコン市場の拡大や、オゾン層破壊・地球温暖化に配慮した冷媒へのシフトに伴い、同社の冷凍機油原料の需要が増加している。

 冷凍機油はエアコンの内部で冷媒を循環させるために使用する潤滑油だが、今後も国際的な環境規制の強化に伴い、環境配慮型冷凍機油のさらなる需要増が予想されている。

■ 設備投資概要

所在地:三重県四日市市大協町2丁目3(四日市工場)
投資額:約75億円(機械装置、構築物等)
生産品目:冷凍機油原料
着工予定:2018年5月
完工予定:2019年11月
生産開始予定:2020年1月

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