グリーンサーマル、和歌山・上富田町にバイオマス発電所建設
2018年1月15日
グリーンサーマル(東京都港区)と大和PIパートナーズ(東京都千代田区)は12日、和歌山県西牟婁郡上富田町に、木質バイオマス発電所を建設すると発表した。
木質バイオマス発電は、二酸化炭素の削減に貢献するカーボンニュートラルな発電設備であることに加え、これまで山林に放置されてきた林地残材に、燃料としての新たな価値を付加することによって適切な森林保全に寄与すると考えられている。
グリーン・サーマルは、設立以降一貫して、間伐材等の未利用材を燃料として活用する木質バイオマス発電所の開発やコンサルティングサービスを提供している。
大和PIパートナーズは、大和証券グループの投資会社として、プライベート・エクイティ投資、債権投資、メザニンファイナンスおよびファンド運営等に係る投資実績やノウハウを結集し、再生可能エネルギー事業への投資に積極的に取り組んでいる。
■ 発電所概要
発電事業会社:DSグリーン発電和歌山合同会社
事業運営会社:グリーンサーマル和歌山(株)[グリーン・サーマル(株)の100%子会社]
所在地:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬字松尾317番42他
面積:約15,000㎡
送電出力:6,000kW(発電出力6,760kWを予定)
想定年間発電量:4,800万kWh(一般家庭約1.3万世帯分の年間使用電力に相当)
造成工事着工予定:2018年6月
運開予定:2020年3月