東レ、滋賀事業場・岐阜工場で生産設備増強
2018年1月17日
東レ(東京都中央区)は16日、滋賀事業場・岐阜工場でスエード調人工皮革「ウルトラスエード」の生産設備を増強すると発表した。
「ウルトラスエード」は、従来のファッション、インテリアに加え、近年では特に高級車の内装用途で急速に需要が拡大している。さらに、航空機内装やコンシューマーエレクトロニクス分野など新たな用途の需要も増加しており、2019年には生産能力が不足する見通し。
今回の生産設備の増強は、こうした需要に対応するものであり、「ウルトラスエード」をタイムリーかつ安定供給することが可能となる。
■ 設備投資概要
所在地:滋賀県大津市園山1-1-1(滋賀事業場)
:岐阜県安八郡神戸町大字安次900-1(岐阜工場)
生産品目:スエード調人工皮革「ウルトラスエード」
生産能力:約1,000万㎡/年(現在の約1.6倍)
稼働開始予定:2019年9月