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石巻フーズ、震災後初の食品工場が竣工

2015年11月30日

 セリュックスホールディングス(東京都港区)は26日、生鮮食品、加工食品、冷凍食品などの製造を手掛ける石巻フーズ(宮城県石巻市)が石巻市魚町に建設を進めていた食品工場の竣工式を12月7日に行うと発表した。

 新工場では水産物一次加工品を原材料として、2次加工を行い、製品、半製品として三陸沖の海産物をレストラン向けに加工し、出荷を予定。主にフィレ加工、干物、漬け魚、揚げもの、鮮魚加工など様々なニーズに対応が可能。

 また、新鮮をストックするCAS冷凍の導入により、今まで都市部では食べる事が出来ない素材を届け、価価格が安い時期に鮮度の高い商品を仕入れることが可能となる。新工場建設により、世界にむけて三陸の水産物をアピールする。

■ 新工場概要

名称:石巻フーズ本社工場(仮称)
所在地:宮城県石巻市魚町2丁目6-1
投資額:約11.8億円
敷地面積:約5,621㎡(約1,700坪)
延床面積:約2,053㎡(約662坪)
業務内容:水産品の食品加工及び販売
竣工予定:2015年12月7日
操業予定:2015年12月

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