シチズンTIC、小金井市の本社ビル建て替え/18年4月着工
2018年1月26日
シチズン時計は25日、子会社のシチズンTIC(東京都小金井市)が、本社ビルの建て替えと、材料や製品を保管する物流拠点を統合させる本社再開発を行うと発表した。
シチズンTICは、学校や公共交通機関、公園等に設置されている設備時計の製造販売を行っている。
設備時計は、今後世界的なスポーツイベントが数多く控えており、施設改修計画の増加に伴う需要の拡大や引き合いが増加傾向にある。
シチズンTICの本社ビルは建物の老朽化、物流拠点が製造現場と遠く生産効率が悪いことから、それらの改善を目的に今回、本社の再開発を決定した。
工事は2018年4月の着工、2019年10月の竣工を予定している。本社ビルの建て替えに加え、物流拠点を統合することで生産効率を高め、従来比約10%の在庫削減を見込む。合わせてLED照明やソーラーパネルの導入により従来比約25%のCO2削減を見込むなど、環境に配慮した工場とする計画。
■ 施設概要
所在地:東京都小金井市前原町5-6-12
投資額:約5億円
敷地面積:672.41㎡
延床面積:1197.15㎡(1階 399.05㎡、2階 399.05㎡、3階 399.05㎡)
構造:鉄骨造3階建て
生産品目:設備時計
従業員数:158名
着工:2018年4月
竣工:2019年10月