横浜ゴム、インドで設備投資/乗用車用タイヤの増産
2018年2月13日
横浜ゴム(東京都港区)は6日、インド子会社で乗用車用タイヤを製造するYokohama India Pvt. Ltd.の生産能力を拡張すると発表した。
投資額は38億ルピー(約66億円)で、2018年3月の着工、2019年第4四半期の稼働開始を予定する。
今回、インドの自動車市場の成長に伴いタイヤ販売が好調であり、中期的に不足すると見込まれるため生産能力の増強を決定。乗用車用タイヤを年産83万本増強し、現在の70万本と合わせて年産153万本まで引き上げる。
ヨコハマ・インディアはインドにおけるタイヤ販売を目的に2007年4月に設立。2014年7月からはハリアナ州バハドゥールガール工業団地に建設したタイヤ工場で乗用車用ラジアルタイヤの生産を開始した。
今回拡張する工場では乗用車用タイヤやSUV用タイヤなどの補修用タイヤに加え、現地の自動車メーカー向けの新車装着(OE)用タイヤの生産を計画している。
■ 設備投資概要
会社名:Yokohama India Pvt. Ltd.
所在地:インド・ハリアナ州バハドゥールガール工業団地
投資額:38億ルピー(約66億円)
生産品目:乗用車用タイヤ、SUV用タイヤなどの補修用タイヤ、新車装着(OE)用タイヤ
生産能力:83万本/年(増産)
着工予定:2018年3月
稼働開始予定:2019年第4四半期