NSマテリアルズ、福岡県県広川町に新工場/量子ドット蛍光体を生産
2015年7月16日
ナノ粒子材料研究開発および量産、医療機器製造のNSマテリアルズ(本社:福岡県筑紫野市)は16日、液晶ディスプレーの消費電力を削減できる量子ドット蛍光体を生産する新工場を建設する為の立地協定を締結したと発表した。
同産業団地内の3,555.42㎡ の敷地面積に、第1期工事として500㎡規模の第1工場建設を2015年10月1日より開始する。月産6トン規模の量子ドットを生産する新工場の操業は、2016年4月1日を予定。
また、第2期工事として、2016年10月より第2工場施設の建設工事(規模:1500㎡)を着工し、2017年12月の操業を目指す。第1工場と第2工場を合わせた量子ドットの生産量は、月産20トン規模になる。本生産拠点以外の拠点整備も計画しており、2016年7月までに筑紫野市に研究開発センターの開設、2017年には福岡市に本社機能の移転を予定。
自社の企業活動に対して福岡県で行う投資は、2017年末までに30億円、今後5年間の合計総額は100億円規模になる予定だとしている。
■ 新工場概要
所在地:福岡県八女郡広川町・久留米、広川新産業団地内
投資額:2017年末までに30億円
敷地面積:3,555.42㎡
◇ 第一工場
建物面積:500㎡
生産量/月:6トン
着工予定:2015年10月
操業予定:2016年4月
◇ 第二工場
建物面積:1500㎡
生産量/月:14トン
着工予定:2016年10月
操業予定:2017年12月