サントリープロダクツ、宇治川工場のペットボトル製造ライン増強
2018年2月15日
サントリー食品インターナショナルは14日、子会社のサントリープロダクツ(東京都中央区)が京都府城陽市の宇治川工場でペットボトル製造ラインを増設すると発表した。
今回、既存のホットパック1ラインを廃止し、無菌充填ペットボトル製造ラインを1ライン増設する。年間生産能力は約1,000万ケース増える。2018年夏の着工、2019年8月の竣工・稼働開始を予定している。
近年、健康志向の高まりや働き方などの変化により、顧客のニーズが多様化し、なかでも水、コーヒー、お茶カテゴリーへの関心がさらに高まると推測されている。
今年度は「サントリー天然水」「BOSS」、「伊右衛門」「サントリー烏龍茶」等の無糖茶カテゴリーを活動の柱としてこれまで以上に重点をおき、積極的なブランド投資を行い、取り組みの強化を図る方針。
新ラインは、今後も伸長が予想される麦茶や、ペットボトルコーヒーの西日本エリアでの中期的な安定供給を図り、生産体制を拡充するため、増設を決定した。
■ 設備投資概要
所在地:京都府城陽市富野荒見田80(宇治川工場)
設備:無菌充填ペットボトル製造ライン(1ライン増設)
年間生産能力:約1,000万ケース(増加分)
主な製造可能商品:「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」、「クラフトボス」など
着工予定:2018年夏
竣工・稼働開始予定:2019年8月