三菱重工業、MRJ主翼生産工場が着工
2015年11月30日
三菱航空機(愛知県西春日井郡)は27日、11月2日に神戸市兵庫区にある三菱重工 神戸造船所にてMRJの主翼を生産する新工場の建設を開始したと発表した。
今回着工した敷地面積約5,600㎡の新工場と隣接する同面積約25,400㎡の旧ディーゼルエンジン工場を活用し、MRJの外板、骨組みなどの主翼部品や主翼と胴体を結ぶ中央翼の一貫製造を行うという。
同日、新工場の着工に伴い、起工式を実施し、三菱重工 交通・輸送ドメイン 石川副ドメイン長などが出席した。
旧ディーゼルエンジン工場では、既存の加工機械を撤去後、航空機用の新設備を導入する予定。2017年初頃の量産開始を計画する。
■ 新工場概要
所在地:兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1-1-1
敷地面積:約5,600㎡
着工日:2015年11月2日
量産開始予定:2017年初頃