ヤヨイサンフーズ、80億円で気仙沼工場建設/19年4月着工
2018年3月12日
マルハニチログループで業務用冷凍食品などを製造するヤヨイサンフーズ(東京都港区)は5日、宮城県気仙沼市赤岩港水産加工団地に新工場を建設すると発表した。
今回、自社工場の生産供給能力が限界に近づいていることから、将来不足が予想される生産能力に対応するため、気仙沼市内に最新鋭の工場を建設する。
新工場の稼働により、マルハニチログループが成長分野と位置付ける冷凍食品事業における生産・供給体制を強化することで、事業のさらなる拡大を図る。
新工場建設に伴い、現在「水産加工品」を生産している気仙沼松川工場からライン移設を行い、気仙沼松川工場は閉鎖する。
また、旧気仙沼工場から他工場(清水、九州、長岡)へ異動した従業員を対象に帰還希望者を募るとともに、現地での採用も積極的に行う計画。
■ 新工場概要
工場名称:気仙沼工場(仮称)
所在地:宮城県気仙沼市赤岩港168番地
投資額:80億円
敷地面積:20,299㎡
建築面積:7,317㎡
延床面積:12,194㎡
構造:鉄骨造2階建て
生産品目:水産加工品、介護食、水産カツ類
年間生産能力:6,400トン
従業員数:設立時150人程度
着工予定:2019年4月
稼働予定:2020年11月