セイカ、57億円で和歌山・西浜工業団地に新工場
2018年3月26日
化学メーカーのセイカ(和歌山県和歌山市)は、和歌山市の西浜工業団地に新工場と研究棟を建設する。
投資額は土地代を除き約57億円。敷地面積は61,000㎡。延床面積は製造棟が2,616㎡。研究施設が2,165㎡。3年間で正社員31名を新規雇用する。2019年12月の操業開始を予定している。
同社が製造する化学中間素材は、パソコン、スマートフォンや、宇宙航空分野などに幅広く使用されており、特に、高機能性ポリマーの原料となる「芳香族ジアミン」は、世界シェアの80%を超えている。
今回、高機能性ポリマー原料の需要増に対応するための新工場と、AI、IOTやロボットなどの実用化により、新たな用途に対応できる素材開発を行う試験研究施設を建設する。
同社は和歌山市内に本社、海南市内に工場を保有している。従業員数は正社員128名。売上高は111億818万円(2017年3月期)。
■ 新工場概要
名称:セイカ(株) 西浜工場(セイカ研究開発センター)
所在地:和歌山県和歌山市西浜字中川向ノ坪1660-627
投資額:約57億円(土地代除く)
敷地面積:61,000㎡
延床面積:製造棟/2,616㎡
:研究施設/2,165㎡
事業内容:化学製品の製造及び試験・研究・開発
新規雇用予定:正社員31名(3年間)
操業開始予定:2019年12月