テーブルマーク、新潟・魚沼水の郷工場 第二工場が稼働開始
2018年4月16日
テーブルマーク(東京都中央区)は12日、魚沼水の郷工場敷地内に建設を進めていた第二工場棟が竣工し、本格稼働を開始すると発表した。
新工場は、最新鋭の設備を導入した冷凍うどんの専用工場。生産能力は3ライン合計で毎時36,000食となり、同社冷凍麺を製造する工場では最大の生産能力となる。
工場内では、「さぬきうどんシリーズ」、「稲庭風うどんシリーズ」、業務用の冷凍うどんなど、同社の看板商品である冷凍素材麺を製造する。
また、副原料、資材の供給などこれまで人手で行っていた工程などを含め、原料サイロから倉庫に至るまでの全製造工程を自動化しており、生産性は既存の魚沼水の郷工場と比較し、約2倍となる。さらに、製造ラインにおける品質管理も自動化することにより、商品品質の向上と安定化も実現する。
同社は国内外22か所の冷凍食品製造工場全てにおいてFSSC22000を取得しており、新工場棟においてもこのマネジメントシステムを導入する。
■ 新工場概要
所在地:新潟県魚沼市十日町字八色原1687-7
投資額:約87億円(建物、製造設備を含む)
敷地面積:61,000㎡
建築面積:8,553㎡
延床面積:15,593㎡(建築物全体14,240㎡)
構造:鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造、2階建て
製造品目:冷凍うどん
生産能力:毎時36,000食(3ライン計)
従業員数:24名程度
着工:2017年4月
本格稼働開始:2018年4月12日