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日産、英国サンダーランド工場でインフィニティQ30を生産開始

2015年12月7日

 日産自動車(神奈川県横浜市)は3日、英国サンダーランド工場でインフィニティのコンパクトモデルであるQ30を生産開始したと発表した。

 新型インフィニティQ30は、総額2億5,000万ポンド(約465億円)を投資し、英国サンダーランドに新設されたインフィニティブランド専用の組立工場で生産。同時に高級車組み立ての専門スタッフを育成し、300名の新規雇用も創出している。

 インフィニティ初となるコンパクトモデルQ30は、同ブランド初の欧州生産車でもあり、グローバル成長計画の一環として、同ブランドのクルマは、現在3大陸4ヵ国の5つの工場で生産されている。

 同工場内にある総敷地面積25,000㎡の新生産工場は、完全自動ラインの車体工場で、精密なレーザー溶接を行う134体の新型ロボットが剛性の高い車体骨格を組み立てている。これによりQ30のキャビンは非常に高いレベルの静粛性を実現している。

 Q30は欧州にて2015年末の販売開始を予定。その後、米国や中国などグローバルに展開していく予定。米国および中国への輸出はサンダーランド工場として初となるという。

■ 工場増設概要

所在地:Washington Road, Sunderland, Tyne & Wear, SR5 3NS, U.K.
投資額:2億5,000万ポンド(約465億円)※1ポンド=186円で換算
敷地面積:約25,000㎡
新規雇用:300名
生産車種:インフィニティ「Q30」
生産開始:2015年12月

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