トンボ飲料、本社敷地内に新パウチゼリー工場
2018年4月16日
トンボ飲料(富山県富山市)は12日、本社敷地内に建設を進めていた「新パウチゼリー工場」が完成し、4月14日より本格稼働すると発表した。
口栓付きパウチゼリー飲料は健康・美容志向に加え、高齢者向けの需要が伸びている。また、スポーツシーンやアウトドア向けの新商品が続々と発売され、今後の需要拡大が期待されている。
新工場は、延床面積約3,000㎡で、食品安全の認証規格FSSC22000による高い品質水準を維持し、販売者のアンチドーピング認証を可能とする原材料秤量システムを備えた調合設備を併設。生産能力は現在の年間3000万袋から6000万袋への倍増となり、主に受託生産を行う。
工場内設備では、キヤップ、スパウト、パウチなどの仕様において、顧客要望へのフレキシブルな対応が可能。また、中身調合時の撹拌力や均質力を高め、高粘度や分離しやすい液体も充填可能。加えて、仕上げ工程での小箱入れ、大箱入れのロボット化によるコストダウンを図る。
■ 新工場概要
所在地:富山県富山市下赤江町1-6-34(本社工場内)
延床面積:約3,000㎡
生産品目:パウチゼリー
生産能力:6000万袋/年(現在3000万袋/年)
本格稼働開始:2018年4月14日