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ユニチカ、岡崎事業所で設備投資/バインダー繊維増産

2018年4月18日

 ユニチカ(大阪市中央区)は17日、愛知県岡崎市の岡崎事業所で産業資材用ポリエステル長繊維の生産設備を増設すると発表した。

 独自の複合紡糸技術を活用した高強力バインダー繊維は、熱融着織編物の交点強力、剛性、保形性、軽量性や防錆性等の優れた特長により、土木・建築、水産、自動車用途等で使用される繊維製品や金属製品の置き換えとして堅調に推移し、フル稼働が続いている。

 今後、複合紡糸技術を活用したバインダー繊維については、都市再開発事業の活性化などによる需要拡大が期待される土木・建築用途や自動車用途向けを中心に、産業資材のあらゆる分野への高付加価値品の開発や販売拡大を進める。

 今回の設備増設により、産業資材用ポリエステル長繊維事業全体では、4年後に売上高50億円を目指す。

■ 設備投資概要

所在地:愛知県岡崎市日名北町4番地(岡崎事業所)
増産品目:産業資材用バインダー長繊維等複合繊維
生産能力:1,000トン/年(700トン/年 増)
稼働開始予定:2019年9月

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