マンダム、福崎工場内に新生産棟/110億円
2018年4月24日
マンダム(大阪市中央区)は23日、兵庫県福崎町の福崎工場敷地内に新生産棟を建設すると発表した。
新生産棟では、省力化やロボット化の推進、安全管理体制の強化、休憩室や食堂を整備する。
設備は、動線の最短化や原料の自動搬送システムの導入、IoTの活用や多品種少量生産のための製造設備組替えの短時間化、GMPに準拠したレイアウト設計を実施し、将来の事業拡大を見据えたスペースの確保により、現在の1.6倍の生産能力拡大を図る。
加えて、大人数収容型プレゼンルームをエントランスに完備し、製造ライン・仕上ライン全体を見渡せる見学通路を設置する。
■ 新生産棟概要
名称:新生産棟(仮称)
所在地:兵庫県神崎郡福崎町高橋290-28(現福崎工場敷地内)
投資額:約110億円(新生産棟建設投資+新生産棟建設による生産設備投資の合計)
建築面積:8,070㎡(新生産棟&エントランス)
延床面積:26,102㎡(新生産棟&エントランス)
階数:地上3階建
生産品目:ワックス製品、チューブ製品、液体製品
生産能力:約1.6倍/年間約2.3億個(福崎工場合計)
資金計画:自己資金
着工予定:2019年2月
稼動予定:2020年11月