三菱ガス化学、鹿島工場で特殊ポリカーボネート製造プラント増設
2018年5月1日
三菱ガス化学(東京都千代田区)は26日、特殊ポリカーボネート「ユピゼータEP」の製造プラントを鹿島工場に増設すると発表した。
スマートフォンやタブレット等に搭載される高機能小型カメラのカメラレンズ材料には、同社製「ユピゼータEP」が使用されており、特にスマートフォンにおいては、その薄型化に寄与する材料となっている。
近年、スマートフォンにデュアルカメラや 3Dセンサーカメラの採用が進んだことで、同社の特殊ポリカーボネート「ユピゼータEP」の使用量が増加している。
さらに、車載カメラや監視カメラ等を中心に、高機能小型カメラの需要は今後も成長するとみられることから、今回の設備増強を決定した。
■ 設備投資概要
所在地:茨城県神栖市東和田35(鹿島工場)
増産品目:特殊ポリカーボネート「ユピゼータEP」
生産能力:2,000トン/年(増設分)
着工:2018年4月
営業運転開始予定:2019年10月