ユニチカ、インドネシアに新工場/ナイロンフィルム増産
2018年5月7日
ユニチカ(大阪市中央区)はこのほど、インドネシア子会社のエンブレムアジア(P.T.EMBLEM ASIA)に新工場を建設し、ナイロンフィルムの生産設備を増設すると発表した。
現在、国内では宇治事業所、海外ではエンブレムアジアにナイロンフィルムの製造設備をそれぞれ保有しているが、アジア地域を中心とした食品包装用途などの需要拡大により、いずれもフル稼働の状況が続いている。
新工場建設により、食品包装用途を中心としたグローバルマーケットの需要拡大に対応し、更なる事業拡大を図る。
■ 新工場概要
会社名:P.T.EMBLEM ASIA
所在地:インドネシア・西ジャワ州ブカシ県MM2100工業団地内
投資額:約60億円
土地面積:26,180㎡(MM2100工業団地内造成地を取得予定)
生産品目:ナイロンフィルム
増設能力:10,000トン/年(グループ全体で41,500トン/年→51,500トン/年)
稼働開始予定:2020年11月