ダイトロン、中部工場内に新棟建設
2018年5月21日
半導体製造装置など製造するダイトロン(大阪市淀川区)は18日、愛知県一宮市の中部工場敷地内に第二工場を建設すると発表した。
中部工場は、同社の基幹工場として位置づけられている。今回の第二工場新設により、電子機器・部品関連の工場と製造装置関連の工場を併設することとなる。
これにより、生産部門の統合強化、技術融合や製造プロセス管理の統一化を実現し、新技術・新製品創出、生産効率の向上など、新たなシナジー効果の最大化を目指す。
他の既存工場については、研究開発機能・エンジニアリング機能を重点的に強化し、新工場の生産機能と共に開発・生産のネットワークを推進していく。
■ 新工場概要
名称:ダイトロン(株) 中部第二工場(仮称)
所在地:愛知県一宮市木曽川町門間字島海1(中部工場内)
投資額:約8億円(建物・設備機器)
建築面積:約2,400㎡
延床面積:約4,300㎡
構造:鉄鋼造2階建て
事業内容:フラットパネルディスプレイ製造装置、LSI製造装置、電子材料製造装置、光デバイス製造装置、エネルギーデバイス製造装置などの生産
着工予定:2018年6月
完成予定:2018年12月